2015年11月08日
掛時計(クロック、ホールクロック)修理の道具を紹介します
今日は掛時計(クロック、ホールクロック)修理の道具をご紹介します。
長く時計を使っていると、歯車が入る穴がゼンマイの力や重力で真丸から楕円に削れてきます。
昔から修理はこの穴の周りの金属を叩いて丸にしていっていたのですが、長く時計を使っていると、歯車が入る穴がゼンマイの力や重力で真丸から楕円に削れてきます。
何度も修理をすると、金属が薄くなり、叩く部分がなくなってきます。
当店ではそういう場合、補強用の金属片(ブッシュ)を打ちこんで、
穴の補強を行っております。
少しのずれも歯車に影響しますので、正確に打ちこむのに技術を要します。
長く使っている時計だと変形が大きく、10か所以上補強することもあります。
分解掃除の基本料金には含まれていませんので、
古い時計は料金表(こちらを参照ください⇒クロック・ホールクロック料金表)の金額にプラス1万円ほど
このブッシュ補強代がかかる思っていただけると助かります。
こうして一つ一つ調整・修理・時には部品を作りながらクロック・ホールクロックの修理は進んでいきます。
修理に2・3ヶ月かかることもありますが、かなり古い時計も蘇ることがありますので、
一度ご相談ください。
ご依頼を心よりお待ちしております。
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阿蘇Tick(あそチック)
http://aso-tick.com/
住所:熊本県熊本市南区刈草3-7-3
TEL:096-321-7310
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Posted by 阿蘇Tick at 11:32│Comments(0)
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